ここは「直感派の女性経営者」が自分の強みを肯定できる回です。
判断の「質」は、直感と論理を分けた瞬間に上がり始める
「私は感覚で動くタイプだから…」
「論理的に説明するのが苦手で…」
そう言って、
自分の判断に自信を持てない女性経営者は少なくありません。
でも、はっきり言います。
直感は、判断の敵ではありません。
問題は、
直感と論理を混ぜたまま使っていることです。
判断がブレるときに起きていること
判断がブレるとき、
頭の中ではこんなことが起きています。
- 「なんとなく違う気がする」
- 「でも、数字的には悪くない」
- 「説明できないから不安」
直感と論理が
同時に主張し合っている状態です。
このまま決めようとすると、
どちらも中途半端になり、
後悔が残ります。
判断の質は「どちらが正しいか」ではない
ここで大切な視点があります。
判断の質は、
- 直感が正しいか
- 論理が正しいか
では決まりません。
判断の質を高める鍵は、
直感と論理を、
役割分担させること
です。
直感の役割:違和感を拾う
直感が得意なのは、
- 言語化できないズレ
- 現場の空気
- 顧客との微妙な距離感
つまり、
数字になる前の情報です。
直感は、
- YES / NO を決める
ためではなく、 - 問いを立てるため
に使います。
論理の役割:判断に線を引く
一方、論理の役割は明確です。
- 条件を整理する
- 判断基準を言葉にする
- どこまで進むかを決める
論理は、
- 感情を抑え込む
ためではなく、 - 判断を軽くするため
に使います。
リアルオプションは、直感と論理を分けやすい
リアルオプション思考では、
自然に役割分担ができます。
- 直感:
「ここ、何か引っかかる」 - 論理:
「じゃあ、どこまで試す?」
直感が「気づき」を出し、
論理が「設計」をする。
この流れができると、
判断は驚くほど安定します。
直感を否定しない、でも信じ切らない
ここが、一番大事なポイントです。
- 直感を無視しない
- でも、直感だけで決めない
直感は
判断のスタート地点。
ゴールではありません。
今日、あなたにやってほしいこと
今日のワークは、これです。
最近の判断を一つ思い出し、
次の2行を書いてみてください。
- 直感で感じたこと:____
- それを確かめるための条件:____
直感を
「理由のないもの」から
設計の入口に変えてみてください。
まとめ(連載②・第9話)
- 直感は、判断の敵ではない
- 判断の質は、役割分担で上がる
- 直感は問い、論理は設計
- リアルオプションは両立しやすい
次回はいよいよ
連載②の最終話(第10話)。
「判断力は“才能”ではなく“設計”で高められる」
というテーマで締めます。

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